一過性脳虚血発作をご存じですか？

一過性脳虚血発作はTransit Ischemic Attackの頭文字をとって、TIAとも呼ばれています。

虚血とは、血液の流れが不十分という事です。

今回は、一過性脳虚血発作についてみていきしょう。

運動障害や、手足のしびれ、言語障害などの脳卒中の症状が、数分から１時間ほどの短期間で消失する発作です。

一時的に脳の血管が詰まり、早い時点で再開したことから症状が消失されます。

消失した後は、発作前と同じ身体の状態になることから、そのまま放置されることが多いです。

しかしながら、TIAは脳卒中の前触れとも言われており、早期に脳梗塞を発症するリスクが高いです。

TIA発症後90日以内に15～20％、そのうち半数が48時間以内と言われています。

TIAは発症早期に診断、受診することが重要です！

早期に診断、ただちに治療することで脳梗塞の発症リスクを回避することができます。

症状が治まったからと言って、大したことがないと思ってしまいがちですが、まずは受診しましょう！！

症状

・運動障害：手足が動かない、動きにくくなる

・言語障害：呂律が回らない、言葉がでてこない、理解できない

・感覚障害：半身が痺れる、感覚が鈍くなる

・同名半盲：視野の半分が欠損する

・一過性黒内障：一過性に片側の目が見えなくなる

・バランス異常：ふらふらする。手が揺れて思うように動作できない

診断

MRI、エコーなどの画像診断など判断されます。

治療

基本は内科的治療です。点滴や服薬によってコントロールします。

脳梗塞や脳出血などの脳卒中と言っても、部位で全く違う症状が出ます！！

また、出血や梗塞の程度によっても異なります。

浅井整形外科リハビリセンターでは、リハビリは、お一人様お一人様の身体の具合や症状に合わせてプランをたて、それぞれの方に合ったものを行うのが大切と考えます。

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当リハビリセンターは、急性期病院や保険外医療で経験を積んだ国家資格を有する理学療法士が個別にてリハビリを提供しています。

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