膝蓋骨骨折って?

膝蓋骨骨折をご存じですか?

 

膝蓋骨とは、膝のお皿と呼ばれている骨です。

 

先日、膝のお皿ってわれたらどうなるの?と中学生から質問がありました。

では、今回は膝蓋骨骨折についてみていきましょう。

 

 

直接膝をぶつけて転倒する、自転車やバイクと自動車の衝突事故、乗車中ダッシュボードに膝を打ち付けた際に起こることが多いです。交通事故の膝の外傷ではもっとも多発する傷病です。

 

膝蓋骨骨折が起こると、膝に強い痛みや腫れを感じたり、膝を伸ばせなくなったり、歩けなくなったりします。

また皮下出血がみられることもあります。膝蓋骨骨折部を触ると、骨折部位が凹んで確認できることもあります。

 

診断

レントゲン撮影、CT撮影、MRI撮影により診断が行われます。

 

治療

膝蓋骨骨折は縦骨折(縦割れ)と横骨折(横割れ)、粉砕骨折によって治療が異なります。

また単純骨折の際も、骨が離開している大きさによって、異なります。

 

離開していない(転位のない)単純骨折の場合は、保存療法が多いです。

横骨折の場合は、膝蓋骨に付着している大腿四頭筋から離開されることが多いため、縦骨折より手術療法が適応になります。

解放骨折の場合は、手術により固定し、感染対策などを行う必要があります。

手術後は、ニーブレイスなどにより固定し骨癒合を考慮しながらリハビリを行います。

 

単純骨折の場合は比較的予後は良好です。解放骨折の場合は後遺症が残ることが多いです。

 

膝関節は曲げ伸ばしできないと、日常生活に支障が出ます。保存療法の固定後や手術後のリハビリは大切です。

 

 

骨折の仕方や術式によって、膝蓋骨骨折もお一人様お一人様症状は違います。

理学療法士がお一人様お一人様の状況や状態に合わせたプランを作成し、寄り添いながらリハビリをします。

リハビリに関することでお困りの方、体験リハビリをご希望の方は是非ご連絡ください。

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